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前掲の「管理組合」に「自分さえ良ければ・・・」というコメントを走る伝道師さんから寄せてもらって、最近読んだ本のことを少しだけ書いてみます。
数学者の藤原正彦さん(山岳小説で有名な新田次郎さんが父)が書かれた「国家の品格」を読みました。
論理だけでは世界が破綻する、論理だけでは説明できないことが多くある。論理では説明できないが、いけないものはいけない。
日新館(会津藩)の「什の掟」(じゅうのおきて)では、
1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ
2.年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
3.虚言を言うことはなりませぬ
4.卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
5.弱いものをいじめてはなりませぬ
6.戸外で物を食べてはなりませぬ
7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
とあります。
7の婦人とは・・・は、現代にはそぐわないですが、これ以外のことは、わたしも子供の頃に親に言われたことです。これらに論理や理屈はないでしょう。まさに人として持ち合わせなければいけない品格なのかもしれません。
最近は、ルール違反ではない、規則には触れていないなどの言葉を良く聞くことが多々あります。スポーツの世界でも審判が見ていなければ何でもありという風潮も伺えます。しかし卑怯であることに違いはありません。
この著書には、賛否両論あるかと思いますが、「情緒」「何かに跪く心(ひざまずくこころ)」「道徳観」など改めて自分に問う何かがあると思います。
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